【地方で成功すれば都会でも成功する…訳ではない。】大阪市内京橋エリアの事例

2018.03.16 1:58

最初は大阪の中でも都会の方ではなく、どちらかといえば郊外のお店からスタートしたヨシムラコーヒーの自販機ですが、今回ご紹介するお店は珍しく都市型のお店となります。

都市型のお店は、いろいろな企業や同業者もいて競合が多いです。その中にヨシムラコーヒーが参入しました。

場所は、大阪市では中心街の一つ、京橋です。

都市型は郊外型とは違うアプローチが必要になる

今回のお店も、堺市のホールと同じくコーヒーワゴンが撤退するという理由で切り替えるとのことでした。

条件は前回と同じように思えますが、都市型となると通行客が多いのか、少ないのかというのが売り上げの用意として一番大きくなるように思います。そういった状況の中では、いかに新たなサービスを提供して生き残ろうとするのかが基本でしょう。今や、既存サービスを止めてしまう=客数減に直結しているように思います。

今回のお店は、15メートル圏内にはコーヒーを提供しているコンビニがあり、そもそも立地が駅に近い商店街の一角なので自販機や飲食店がひしめきあっています。

ヨシムラコーヒーとしても何とかものにしようと、成功事例をぶら下げながら勢いに乗って設置しました。堺市と同様に最初から1杯200円でのスタートです。

結果はまさかの・・・

結果はというと5日間で69杯、甘く見積もっても1日平均14杯となってしまいました。少し勢い付いて調子に乗っていたのかもしれません。

確かに通行客も多いので、その分多くの入店客も見込めます。

しかし、実際の結果は上に書いた通りです。次の週は7日間で集計を取りましたがそれでも109杯、1日平均でおよそ15杯という結果でした。これは、さすがに失敗と言わざるをえません。

何とか状況を打開すべくあらためて分析してみると、こちらのお店はご年配のお客様が多いように思いました。従来は手軽なコーヒーワゴンで提供していたということもあり、原則セルフサービスの自販機は利用につながらなかったというのが当時の結論です。

また、よくよく話を聞いてみれば、コーヒーは外から持ってくるものでわざわざホールの中で購入したりはしない、という認識のお客様も多くいました。

なるほど、これが都会の壁なのかと思い知らされたものです。

挽回するために取り組んだのはサービスの”育成”

しかしお店の方々のためにも、ここで終わるわけにはいきません。何としても売り上げを上げなければならないのです。

まず取り組んだのは、それまでに培った成功事例を元に提案してみました。しかし、このとき参考にした事例はあくまで郊外型の成功事例です。都市型のこのお店では、なかなか上手くいきませんでした。

続いて提案したのは、スタッフからのお声がけを徹底することです。

するとどうでしょう。実際に始めた週にはなんと7日間で169杯、次の週には200杯を超えるまでになったのです!

このお店のお客様は、コーヒーワゴンが撤退した直後は近くのコンビニや自販機で缶コーヒーを購入して持ち込む方も多かったのですが、次第にヨシムラコーヒーの自販機で入れてくれるようになりました。今では、お店になるべく負担がかからない形で売り上げていただいていおります。

弊社がマシンのメンテナンスや集金業務をしていると、年配のお客様が作業が終わるまで待機していたりするほどです(笑)

必ずしもマシンを置けば売れる、そんなことはありえません。都会の強豪がひしめく中なら、なおさら難しいですね。最初は安易に集客も多いし簡単に売れるだろうと思っていましたが、やはりサービスを育てていくというのは人を雇うのと同じくらい大事とあらためて認識しました。

最後に、こちらのお店で行われた施策の一つを紹介して終わりたいと思います。

スタッフ「ホールカウンター側でなく、入口側に設置。ここに設置する事で、入店時にセルフで買って、台に座るという流れが出来上がりました。」

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