吉村珈琲

神戸にある自家焙煎の珈琲店

事例集

【設置事例】大阪市内京橋エリア例

「地方で成功すれば都会でも成功する…訳ではない。」


 


ヨシムラコーヒーが最初にお声をかけていった所は大阪でも都会の方ではなく、どちらかと言えば郊外型の分類になる。


企業として小規模なら郊外攻めがセオリーだと思いますが、今回は珍しく都市型の店舗になります。


都市型というのはいろんな企業、同業者もいて競合多数です。そんな中でヨシムラコーヒーが参入です。


場所は大阪市では中心街の一つ「京橋」です。


今回のお店は前回の店舗と同じくコーヒーワゴンが撤退するという理由で切り変えるという案件でした。


条件は前回と同じように思えますが…都市型になると通行客数が多いか?少ないか?が売上の要因として一番大きいと思います。他にも外的要因はいろいろあるとは思いますが…、そんな案件になります。


そういった状況の中で新たなサービスを求めたりして、生き残ろうとするのが基本だとは思います。今や、既存サービスを止めてしまう、イコール客数減というように、直結している側面もあるように思えます。


とはいえ、15メートル圏内にはコンビニがあり、その中には同クオリティのマシンもあります。さらに、駅に近い商店街の一角なので他にも自販機や飲食店だらけです。


ヨシムラコーヒーとしても、成功事例をぶら下げながら勢いに乗って設置しました。前回の事例案も含めて初回から200円でのスタートです。


 


 


結果はどうでしょう?5日間で69杯でした。平均すると甘く見て14杯です。


 


ちょっと勢い付いて、調子に乗っていたかもしれません。これが都会の壁かと感じました。


確かに、お店の客入りも良いし通行客数も多い。つまり入店客数の確率も上がる。


ただ、結果こうなった訳で、さすがに最初は失敗したのかもしれません。次の週は1週間で集計を取りましたが、それでも109杯です。約15杯です。


分析してみると年齢層が高め、年配のお客様が多い様に思えました。従来のコーヒーワゴンサービスがあったという事もあり、やはりセルフでは買わないという結論です。


話を聞いて見ると、お客様としてはコーヒーは持ってくるものであって、自分でわざわざ買うものじゃないという認識でした。


 


これが、都会の壁ですね…。orz で終わるわけにはいかないのです。


ホールさんの為にも、売上は上げなければなりません。


 


まずは、ヨシムラコーヒーの成功事例として上がっている店舗のオペレーションを提案しました。しかし、それは郊外型で成功したからであって、都会型で成功するとは限りません。


その提案は、なかなか上手く進みませんでした。


 


次にヨシムラコーヒーとして提案したのは目標値の設定。弊社のシステムはセミオペとフルオペの間。これを成立させることで安定した手数料が入る。


ホールさんにしては少ない収益かもしれませんが、手堅い収益となります。この話をすることで、出来る範囲でスタッフからお客様へお声かけをするという結論になりました。


 


するとどうでしょう、それを始めた週から、169杯売れました。次の週には200杯を超えてきました。


これまではコーヒーワゴンがなくなったが為に近くのコンビニや自販機で缶コーヒーを持ち込んでいたお客様が多かったのですが、次第に弊社のマシン利用に切り替わってきました。


毎週のメンテナンスや集金業務をしていると、年配の方が前で終わるのを待機していたりします(笑) 年配の方もセルフで買っていくようになりました。お店の気遣いで逆にお客様もご自分でやるようになってきました。


 


今ではお店に対して、そこまで負担がない形で杯数を上げて貰っています。


 


置けば売れるわけでもなく、ましてや都会の競合がたくさんある中で成功していくのは難しいですね。都市部に置けば、集客も多いし簡単に売れる、と安易に感じてしまうところもありましたが、やっぱり育てる重要性があるのは、人を雇うのと同じように思えました。


 


 


「ホールカウンター側でなく、入口側に設置。ここに設置する事で、入店時にセルフで買って、台に座るという流れが出来上がりました。」


(最終更新:2017年12月9日)