吉村珈琲

神戸にある自家焙煎の珈琲店

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【設置事例】初!愛知県セミオペレートの事例

「田舎者の遠隔地での取り組み」


 


ヨシムラコーヒーはお恥ずかしい話、今まで他府県に進出したことがほとんどない状態でした。もちろんコーヒー豆を遠方にも発送したりしますが、外に出るといってもせいぜい関西圏くらいです。


そんな中で、愛知県豊橋市での設置依頼が来ました。


導入の際の初期費用が一切要らない、完全無料と言うところが大きな決め手となったようです。


 


最初にお話を伺った時は「何でヨシムラコーヒーなんだろう…?」と思いながらも、設置に向けて話を進めていきました。


しかし、遠方でこれまで実施してきているメンテナンスや掃除は今回のケースではおいそれと出来ない。なぜなら、ヨシムラコーヒーから片道3時間半かかるのです…。


ですが、何とかヨシムラコーヒーで設置がしたい!との依頼もあって、何とかお店にあまり負担がない様にオペレートを組むことになりました。


 


隔月にいろいろなチェックをこちら側がするとしても、日々の掃除をどこまでやってもらうか?


実際全部やらなければならないのですが、何回も教えに行くことも出来ない状況。それを半日作業で教えられるものだろうか??


など、不安要素はたくさんありました。まずは、自分達が行っている作業マニュアルの棚卸を行いました。


 


集計・清掃・メンテチェック・在庫チェックなどなど。自分達で言うのもなんですが、地味ながらも色々やっていました。


 


とりあえず、お店には「集計」と「清掃」をやって貰う事にしました。これだけでも正直申し訳なかったのですが……。そもそもヨシムラコーヒーがやらなければならない箇所だったからです。


しかし、お店の方々はかなり真剣に聞いてくれました。設置を希望したという部分、そしてヨシムラコーヒーが遠方と言うこと、お店でフォローするべき事以上に協力してくれました。


これにプラス「コーヒーを売るには」、というのもありました。それもお店側は当然理解されておりました。


 


今回の店舗様は、弊社が今実施しているシステムとは違う、「セミオペレートシステム」に近い形でやって頂く形となります。


設置2週間後に動作チェックや材料系の棚卸もかねてお伺いしに行きました。半日で1回しか説明を教えていない状態で、どこまで出来ているでしょうか?


毎回、発見する事ばかりですが、この店舗でも驚きました。


 


こちらからのフォローもしっかり出来ていないのに、平均して20杯以上販売しているのです!


しかし、設置初めは真新しさもあって、好調に売れるというのはよくあるケースです。


問題はマシンの中の状態ですね。はたして清掃状態、メンテ状況は…。


 


状態が設置直後の新品に近い……。それどころかミル等から出る吹きこぼれもなども、ほとんどありませんでした。


状況としては完璧に「セミオペレート」をこなしている状態でした。普通「セミオペレート」は自分側の負担が増えるので現場サイドとしては嫌がるものです。でも、ここのお店はホールとしてお客様にどういったサービスを新たに提供できるか?という事としっかり向き合っていると感じられました。


この店が、設置後上手くできている理由はもう一つあったと思います。それは現金販売を捨て賞品交換のみに絞っている所です。現金による販売を捨てるというのは実際杯数にかなり影響するでしょう。杯数は減るかもしれませんが、あくまでコーヒーマシンは賞品を提供するためのツールとして考えての設置、運用でした。


あえて現金販売を捨てる事で従来の賞品交換処理とほぼ同じオペレートをするだけなので、意外とこれは良かったのかもしれません。ホールカウンターの近くに置くことで、目に届く範囲でもあります。


このお店は、最初から意図して設置場所を考えていました。最終的に閉店近くなるとカウンタースタッフが作業等をして終わるという形でした。


教えられたことに対して、応用して時間を短縮しながら負担なく行う、これがしっかり出来ていました。


 


後からお店に伺うと、以前ホールで出回っていたマシンよりも掃除は簡単だという事でした。以前のマシンではメンテナンスにあまりにも時間がかかりすぎて、人件費コスト増になったぐらいだったそうです。結局この地域ではあまり出回らなくなってしまったみたいです。


 


このマシンに関してはパーツがある程度独立している為、取り外し等も簡単に出来ます。そこもお店にとっては設置を決めたプラス要因であったとのことです。


 


そうかといって、簡単に販売・清掃に取り組むのは難しいと思います。


「セミオペレート」を誰でも気軽にこなせるようにマニュアルを作り、やっていただく。遠隔地なので、隔月にこちらが点検をしながらの修正と、まだまだ検証する所も多いですが、とりあえずヨシムラコーヒーとして遠隔商圏に初めて目を向けられたという事例です。


 


「賞品コーナーに置くことで、コーヒーを出すツールとして考えている。」


「パンと同時交換の提案。お客様がセットでも買っていただけるようにひと工夫」



オーダをとって交換できるようにメニュー表の準備など、アプローチが出来る体制がしっかりしてます。


(最終更新:2018年1月12日)