【コーヒーワゴンサービスの後継たるマシン】大阪市福島区エリアの事例

2018.05.08 17:00

今回紹介する店舗は大阪市内にありますが、京橋(都島区)から少し離れた福島区のホールです。こちらは、懇意にしていただいているお取引先様から紹介していただきました。

この店舗と同じ系列店では現在でもコーヒーワゴンサービスを継続されています。しかし、この店舗ではコーヒーワゴンを実施ておらず、少なからず悩みもあったようです。

「系列店と同様にコーヒーワゴンサービスを実施すれば良いんじゃないか?」と思われる方もいるかもしれませんが、売上が伴わなければコーヒーワゴン業者も苦しくなります。コーヒーワゴンの業者がサービスを提供するホールを選ぶ、そんな時代になっているというわけです。

とはいってもこちらのお店は、素人の感覚ではありますが決して客入りが悪いというわけではありませんでした。

では、どこに理由があったのでしょうか?

お客様の事情も変わってきて、従来通りにはいかなくなっている

まだコーヒーワゴンが全盛期だった頃、ドリンクを購入されるお客様の大半は4円パチンコを打たれている方が大半だったようです。稼働も良く、お客様同士で”おごりあい”も頻繁にありました。

しかし現在、4円パチンココーナーは縮小され1円パチンコが主流となっています。

決して、客入りが良い=売上が良い、というわけにはいかないようです。

実際にコーワーワゴン業者とホールに来店されるお客様の両方に、現状を聞いてみました。

まずはとあるコーヒーワゴン業者の意見です。

「以前は、それなりに勝っているお客様も多かった」
「おごりあいが多かった」
「最近では声をかけても無反応」
「4円コーナーなら交換玉数は回収できるけど、1円やそれ以下のレートになると交換玉数も多くなって心理的に多く取られてるとも思い誰も交換しようとはしない」

一方のお客様の声はというと・・・

大勝するというのがなくなった」
「それでも少ない資金で少しでも長く遊びたい」
「女の子によって味のバラツキがある」
「自分を優遇してくれる子とそうでない子がいてサービスが人によってまちまち」
「あまり声はかけてほしくない」「集中したい」
「少ない資金でコーヒーワゴンのドリンクは量も少ないし価格が高い」

といった声が聞かれました。

これは勝手な憶測も入りますが、以前のように大勝することが無くなりお金の使いどころをシビアに計算しながら遊ばなければならなくなったのかな?と思います。よほど飲みたい!ともならない限り、中途半端なサービスで高価なドリンクというのは、お金の無駄遣いという感覚になってきているのかもしれません。

今年に入って出玉規制などもあり、パチンコの売上自体が全体的に縮小傾向にあります。ホールに提供するドリンクサービスも、考え方を変えていかなければならない時代になりました。

サービス開始当初

しかし、お客様のニーズとして「以前のようにおいしいレギュラーコーヒーが飲みたい」というのは少なからずあり、それに答える必要があります。

コーヒーワゴンが撤退したから自販機で対応、これでは従来のお客様を取りこぼす結果になってしまうでしょう。最近では、コンビニでコーヒーを購入してホールに持ち込むお客様が多いからです。

少ない資金の中で毎日来ていただいているお客様に、少しでも良いサービスを提供しなければなりません。

そもそも今回の店舗は、もともとコーヒーワゴンのサービスが無かったホールです。新しいサービスを導入するような意気込みで、マシンを設置しました。

サービス開始当初は、思うように販売数は伸びませんでした。

この店舗は大型店というわけでもなく、コーヒーマシンが目立ちにくい、といったこともありません。お店のスタッフも、それなりに告知していました。

それでも販売数は伸び悩みました。やはり、もともとコーヒーサービスを行っていなかったからでしょうか?

販売数が伸びたことでわかった意外な盲点

サービス開始時は思うように伸びなかった販売数も、時間の経過とともに次第に伸びていきました。ヨシムラコーヒーとしてもホッとしたところですが、それよりもホールの方々の方が心配されていたと思います。

正直なところ、なぜ急に販売数が伸びたのかわかりませんでした。そこで、メンテナンスの周回時にホールスタッフの方に聞いてみたところ、こんなお客様同士のやり取りがあったそうです。

良いもの飲んでるやないかー?それどこで売ってんねん?

いやいやそこにあるやん!

つまり、お客様にコーヒーマシンの存在を気づいてもらえてなかったということです。入り口正面に設置していれば気づいてくれるだろう、その過信が出だしを鈍らせた原因でした。

理由は結構シンプルですが、ここに気づくか気づかないかは大いに違いがありますね。弊社としては猛反省するところです。

コーヒーをマシンで購入し台についてもらう、その動線が大事ということをあらためて気づかされました。それまでコーヒーサービスが無かったので、ホールで購入して飲むというスタイルが定着していなかったこともありますが。

ただ、お客様同士でコミュニケーションを取りながらコーヒーを購入していただける環境が一つ増えたというのは、良かったことだと考えています。

今では、コーヒーワゴン時代に見られた”おごりあい”現象も起きています。通常の自販機であれば起こりにくいこの現象も、このマシンにはなぜか起こりうるようです。

「入口の真正面に設置。コーヒーを買って台に座るという流れが今となっては出来上がっています。」

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