【これまでの考え方を覆すお店】群馬県高崎市設置事例

2018.12.14 19:09

今回のお店は、群馬県高崎市のパチンコホールです。なんとなくですが、だんだん東に進出してきたというか北上してきたような感じがありますね。

今回も依頼は唐突でした。なにせ、以前に問い合わせがあったのは3ヶ月前です。

正直なところ、そのまま流れてしまったのではないかと思っていたので、こちらとしては「今になって?」と思いました。

マシンを設置するには

お店の希望まで日程が残り3週間を切っており、なかなかバタバタしたものです。

ここで、実際にマシンを設置するまでの行程を説明しておきましょう。

  1. 地区の保険事業所に審査・申請
  2. 審査クリア後に申請
    (日程・時間を決める)
  3. 日程が決まったら逆算して機械などの手配

場合によっては、審査と機械の手配を同時に進めます。機械の手配はわりとスムーズにできるので、同時に進めても特に問題はありません。

それよりも厄介なのは”審査”です。その機械自体が問題なく運用できるのか、その点がネックとなってきます。

実は機械自体に問題がないか、お店がある地域の保健所の方々に毎度確認していただいています。審査がクリアできないと申請ができないので、営業権を付与することができません。

簡単そうに見えますが、保健所も専門外なこともあって説明がなかなか大変です。下手をすると審査に1ヶ月以上かかる場合もあり、最悪、地区のルールによっては審査が通らないこともあります。

過去には、審査に時間がかかり過ぎてしまい、設置の話自体が流れてしまったケースもありました。

これは、パチンコホールが警察にお伺いを立てるのと似ているかもしれません。全国どこでも平等に営業できるには、まだまだ道のりは遠いですね。

なんとか設置までこぎつけるが・・・

これまでの設置事例を読まれている方であればご存知かと思いますが、弊社もそれなりに実績がついてきています。保健所での話も、なんとかスムーズに進められるようになってきました。

とは言っても残された時間は3週間弱、「本当に間に合うのだろうか?」という思いがあったのも事実です。

それでも、なんとか希望にそえるように努力しました。万が一間に合わなかったら、お店の印象も悪くなってしまいます。

結果的には、なんとか”間に合った”のですが・・・。

間に合わせたのは良いものの、また別の問題があります。それは、実際のところ”売れるのか“という点です。

これは設置前から懸念していたですが、正直「果たしてこのお店にマシンは必要だろうか?」という思いがありました。

というのもこちらのお店、

  • 設置台数1000台
  • 休憩スペース充実
  • 食堂あり
  • コーヒーワゴンあり

「お店はこんな感じです。」

というパチンコホールです。過去の事例と照らし合わせても、お客にコーヒーマシンを受け入れてもらえるのかどうか疑問がありました。

このクラスのパチンコホールとなると設備環境も充実していて、サービスも小・中型店舗で実施されているようなことも当然行われています。

ましてや、すでにあるコーヒーワゴンサービスも杯数は落ちてきたものの、普通に機能しているとのことでした。

もちろんチャンスをいただいた身なので、弊社としてもチャレンジ・検証する所存です。ありがたいことにお店としても、

「まあコストもかからないし、とりあえずやってみてから判断します」

とのことでした。

ベストポジションを発見!しかし・・・

設置当日、お店自体がちょうど全面リニューアルというタイミングで、あちらこちらごった返していました。弊社も準備をしながら、設置場所を探すことに。

そこで、ちょうどよく水道直結間を見つけたので、そこにマシンをジョイントしようということになりました。

コーヒーマシンは水道直結が推奨なのですが、パチンコホールにおいてなかなか水道管などはありません。したがって、普段は給水タンクを使用しています。

今回はたまたま、カップ式自動販売機があったと思われる跡地をPOPで隠しているスペースを見つけたわけです。

ジョイントするにはちょっと工事が必要になる場合もあるのですが、これも奇跡的に当日居合わせた設備業者様に協力していただきました。

こんな感じで、運よくスムーズにマシンの設置が完了したわけですが・・・。

設置後にマシン周りを撮影してみたところ、

これは売れないだろう・・・

直感的にこう思ってしまいました。そのときの写真がこちらです。

写真を見ればおわかりいただけると思いますが、マシンの横に自動販売機が設置されています。販売価格は130~160円です。

対してマシンは200円のセルフコーヒー、最初に見た人はどちらを選ぶでしょうか?

200円という値段は、お試しで買ってみようかなというお客に対しても、なかなか高いハードルになってしまいます。

まして、ここはパチンコホールです。これから遊戯にお金を使うという中で、コーヒーにそこまで投資できる人がどれだけいるでしょう?しかも、台まで持ってきてくれるコーヒーレディもいます。

いや、買わないでしょ・・・

というのが率直な感想です。

水道直結のラクさに負けて設置してしまったのが失敗でした。

水道直結にも、メリットがあればデメリットもあります。水切れの心配がとりあえずないのが利点ですが、設置後の移動ができないという大きな落とし穴もあります。

もし売れない原因が場所にあるとするならば移動してしまえば良いのですが、水道直結の場所に設置してしまったがためにそれもできません。

しかし時すでに遅し、とりあえず様子を見るほかありませんでした。

意外にも売れた

そんな中で販売をスタートさせたわけですが、意外や意外、思いのほか売れています。

正直、過去に設置してきたお店の方々が苦心しながら稼いだ杯数を、こうもあっさり超えていくのかとも思いました。

お店の方に、何でそんなに売れるのか聞いてみたのですが、特にやっていることは無いとのことでした。コーヒーワゴンもあるためそちらを妨害するわけにもいかず、あまり派手なことはそもそもできないということもあります。

ただ一つだけ、全員で共有して指示をしたという話を伺いました。

売り上げをしっかり上げていく中で、どんなお店でもとても重要なのが”認知“です。これがしっかり行われていないと、サービスがうまく機能しません。

このお店は1000台規模の大きなお店なので、スタッフが少ないと言いつつも30名以上はいます。

この30名超のスタッフを総動員させ、一気に告知してしまおうというわけです。もう人海戦術みたいなものでしょう。

とはいえ、まだまだ要検証の段階です。なぜそこまで簡単に流れができたのか、今後も追っていきたいと思います。

これまでの実例を省みながら結果を出していくというのは、基本的に間違ってはいないと思います。

しかし、今回はそこまでしなくても売れるというお店に出会いました。まだまだ色々なケースがあるものだなと、改めて思い知らされたところです。

「結構不思議なもので、意外と立ち寄るお客様がいるという・・・」

「今となっては大々的にアピールしています!さらに認知度が上がることを期待してます!」

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