【異業種に設置してみて見えてきた】続・千葉県茂原市における設置事例

2019.04.13 15:54

前回にひきつづき、今回も千葉県茂原市にある某携帯販売代理店のお話です。

前回は、設置するまでに起こったさまざまな問題に関して紹介しました。今回は、設置した結果どうだったのかを紹介します。

これまでパチンコホールに設置して来た弊社のコーヒーマシンですが、それを異業種である携帯販売代理店に、それもコーヒーを有料で販売するとなるとどのような懸念点があるのか説明しましょう。

一時期、大手スーパーやドラッグストアに、コンビニにあるようなコーヒーの自動販売機が続々と設置されたのを覚えているでしょうか?しばらく見かけたものの、今ではほとんどが姿を消しましたよね。

メーカーサイドから他社さんの失敗例をちらほら聞くのですが、コーヒーマシンを成功させるためには次のような点をどう克服するかにもかかっているようです。

  • コーヒー目的ではないお客が大半
  • かかる時間を短く
  • 買い物など荷物が多い

したがって異業種にコーヒーマシンを設置するというのは、成功すれば得られるもの大きい反面、失敗するリスクが大きいという点があります。

パチンコホールと違い、携帯販売店に常連客がいるのかというのも気がかりです。お店自体に常連客がいれば、コーヒーを買ってもらえる固定客もやりようによっては確保することができます。

しかし、一般的に携帯販売店というのはそう毎日行く場所ではない、というイメージです。中には何度も足を運ぶという人もいるかもしれませんが・・・。

流動客が多いのであれば、それをどうやって売上につなげていくかが重要になっていきます。

また厄介なことにマシンも大掛かりなため、たとえ赤字になったとしてもそう簡単に引き上げることも難しいのです。

弊社としても参考になる実例がないうえに、失敗例も聞いていたので正直引いてしまうところでした。

しかしパチンコホールでも散々学んだ通り、設置しただけは売れないのは百も承知です。つちかってきたノウハウもあります。

問題をいかに放置せずにどうやって運用していくかです。

携帯販売店の意外だった点

では、どうやって懸念点を解消していったのか、実際に解消できたのかという話に進みましょう。

実は、当初想定していなかった点がありました。

まずは一人一人の滞留時間が長いということです。確かに携帯販売店は、店によってはかなり長い時間待たされることもありますよね。

窓口でのやり取りが長くなり、それにあわせて待ち時間も長くなる。以外にも、そういった時間にちょっとコーヒーでも、というお客様が多いようでした。

順番待ちのためのスペースが十分に確保されているという点も、もしかしたら功を成したのかもしれません。

あとはお客様の荷物が少ないという点です。

確かに、手続きに必要な証明書など以外に携帯販売店に持っていくものもなければ、契約して持って帰るものもせいぜい携帯電話の外箱くらい。大手スーパーやドラッグストアと違って、この点は分がありました。

常連客がいないと思われた点ですが、実はスマホ教室なるイベントを開催していて、年配の方が継続して来店されることも多くなってきているようです。意外なところで常連客がいました。

またこのお店ではポイントカードがあり、何かしらのポイントサービスを提供する考えもあったようです。

パチンコホールの場合、遊戯に使用するコインで購入できたり、景品交換所で交換できたりと、現金以外でコーヒーを手にする手段が整っています。

今回のお店では、このポイントカードが現金以外のコーヒー入手手段にできたのは好都合でした。

「実際にこんな感じで人が集まるものだなと感じました。」

 

 

実際に設置してみて

とはいいつつも、実際に営業してみるまでは半信半疑でした。

パチンコホールであれば、店内のスタッフがお客様のもとまでコーヒーを運ぶサービスがあります。

その点、携帯販売店では窓口業務が忙しいためコーヒーまで手がまわりません。そうなってくると、お客様自身でマシンに足を運んでいただきコーヒーを購入してもらう、といったことが必要です。

もちろんこれまでのパチンコホールでも、いかにセルフサービスを浸透させるかという施策を実行してきて、成功事例もあります。

しかし今回のお店はあくまで携帯販売代理店、店内には無料の給茶機や1杯130~160円の自動販売機もあります。そう簡単に買ってもらえないだろう、というのが直前までの認識だったのです。

なので、パチンコホールのように1杯200円という価格設定は避けて、お店にも負担していただく形で100円と150円という設定にしました。一律100円にしなかったのは、なかなか売上が見込めない段階では踏み出せない点もあります。

営業許可書も発行され店内に掲示することになり、それも兼ねて店内を視察してみることにしました。

その日は開店と同時に入店したのですが、意外に年配の方が購入するのを見たのです。よくよく見てみると、同様に待つ前提でコーヒーを購入されているお客様が多く見られました。

行列ができて大繁盛!とまではいきませんが、コンスタントに売れているようでした。今後の施策次第では、もっと売上も伸びていくかもしれません。

今後のために

今回のお店は、素人目に見ても規模が大きいお店です。たまたま入店者数が多いことから、コーヒーも手に取ってもらえたのかもしれません。

正直なところ、携帯販売店であればこういった施策が良い、というのも見えていないのが実情です。

しかし人がそこで働いている以上、パチンコホールでも携帯販売店でも、共通点はあるのかもしれません。今回は、そういった点がうまくハマってくれたのでしょう。

パチンコホールの全盛期、何をやっても儲かるという時代がありました。

携帯電話業界は、今まさにそんな時代です。しかし、どんなものにもいずれ衰退する時期は訪れます。

今からでもその衰退期に備えて、サービスの差別化を図ることは遅くないはずです。今後も要検証ですね。

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