【ホテルのラウンジにコーヒーマシンを】東京都江戸川区設置事例
2020.02.06 14:58
今回、弊社マシンを設置させていただいたのはホテルの中にあるラウンジです。
ホテルは旅行の際に滞在したり、出張先で泊まるために利用したり、様々な利用シーンが想定されますね。
もちろん宿泊のみならず、休憩がてらにラウンジに立ち寄ったり、モーニングサービスの利用も考えられるでしょう。
そんなひとときのコーヒー、ホテルとの関係性は大いにあります。
もちろんコーヒー業界にとっても大きなチャンスであることは疑いようがありません。しかし、しっかり計画さえしていれば、という条件があると考えます。
コーヒーサービスを提供している業者も多岐にわたります。ただ設置して終わり、という業者もゼロではありません。
コーヒーにプラスアルファを提供できてこそ、需要が生まれるはずです。
2020年には東京オリンピックも開催されます。関東圏はより一層ホテル事業に注目が集まることでしょう。
今回お手伝いさせていただいた会社も、新規事業の一環としてホテル事業部を立ち上げたばかりでした。長い年数ホテルを営業してきた、というわけではありません。
コーヒーなど飲食店関連もあまり付き合いがないようです。そんな中で弊社を選んでいただきました。
こちらのブログもちょくちょく更新させていただいていますが、もしこちらを読んで選んでいただけたのだとしたらありがたいことです。
弊社では、以前にもホテルにコーヒーを卸していたことがありました。ただマシンを使用したサービスを開始してからは、今回が初めてとなります。
周りとのバランス
実際に設置してみたのがこちらです。
もともとマシンを置く前提で設置されているため、想像以上にしっくりきました。これには驚きましたね。
ただ、しっくりきているということは、それだけ周りに馴染んでいるということです。下手をすれば、馴染みすぎて背景の一部になりかねません。
一歩間違えばマイナス要因です。
ホテルでの価格設定
ホテルでコーヒーを提供する場合、考えなくてはならないのが価格設定です。
普段はパチンコホールに提供している弊社のマシンは、1杯200円が基本となっております。
しかしホテルを利用する方からすると、コーヒーはサービス、無料で飲める物という刷り込みが多い印象です。
業界内では、コーヒーサービスを加味した料金を最初から設定しているホテルもあるそうです。
コーヒーを無料にするべきか、それともコーヒーは別料金にしてもっと他のサービスを充実したり宿泊料金を安くするべきか。
こちらのホテルが下した決断は、最低限の宿泊サービスを基本として、コーヒーはプラスアルファの有料サービスとする、という内容でした。
正直なところ、サービスに当て込んでくれた方が利用する・しないに関わらず100%買取となるので弊社としてはありがたいのですが、決定権はホテル側にあります。
もちろんホテルが決めた内容の方が、今のホテル利用者にとっては良いのかもしれません。
例えばコーヒーが全く飲めないというお客様がいたとします。コーヒーサービス付きのホテルを利用した際、コーヒーを全く飲まないと損した気分になってしまうことも十分考えられるはずです。
そう考えると無駄にあれこれサービスを付加するよりも、利用者の好きなように取捨選択できるシステムの方が合っていると言えるでしょう。
どこにプラスアルファを見出すか
コーヒーを売るために大事なのは、全体の来客数とコーヒーマシン自体の稼働率です。
幸い人気のあるホテルで、平日であっても稼働率は常時9割はあるとのことでした。
ただ、常連が連日のように訪れるパチンコホールとは違って、ホテルの利用者は基本的に新規の方々が中心となっています。ラウンジにコーヒーマシンがある、ということを知らない方がほとんどです。
ラウンジ周辺には喫茶店もあるので、あえてこのラウンジのコーヒーを利用するかといえば微妙なところです。実際、動き出してからの利用率は低かったように思えます。
となれば、考えるべきはどのようにしてラウンジの利用率を上げるかという点です。
こちらのラウンジ、ホテル内にありますが実はある程度フリーのお客様も利用することができます。当然、宿泊客の方々が最優先ではありますが。
周辺に喫茶店がある中、穴場スポットになっていたりもします。
そんな場所で提供する弊社のコーヒー・1杯200円・・・高いと思われる方もいるかもしれません。実際、コンビニで売られているコーヒーは1杯100円です。
しかし、ホテル内のラウンジということでコンビニのイートインスペースよりも広く使えて喫茶店とほぼ同じように利用できます。それでいて喫茶店よりも安いです。
もちろんコーヒーの味も据え置きで、Wi-Fiも通っています。個人的には絶好の場所と考えております。
パチンコ店も同様ですが、今の高齢者の方々にとってちょっとした溜まり場はかなり需要があります。ホテルはあくまで宿泊がメインなので、そういった高齢者が主軸になるわけではありませんが。
高齢者以外にも、ビジネスマン同士の商談だったり、ちょっとしたミーティングに利用されるシーンも想定されます。
こういったフリーなスペースは、今後も弊社としては大事にしていきたいところです。