【店舗に合ったスタイルで確実に売る努力とは】兵庫県伊丹市の設置事例
2018.06.27 17:30
ヨシムラコーヒーは兵庫県にあるのに地元の事例の記事があまりありませんでした。勿論、事例はありますのでご紹介させていだたきます。
今回は兵庫県の伊丹市の店舗です。近くには老舗の酒造メーカーさんがあり、湧き水が出ていて、無料で配られています。毎日朝早くから多くの方が並んで汲みにきている状況です。
今回の店舗は、改装・リニューアルは繰り返し行われていますが、20年以上営業されている老舗の店舗です。改装は繰り返すものの、現在の新規店舗に比べると長年やってきた感があります。そこで弊社のコーヒーマシンを導入して頂きました。
この店舗様とは、ヨシムラコーヒーがまだ飛び込みの時代に話を聞いてくれたことが始まりでした。しっかり現場スタッフで現状のニーズを把握された上での設置となります。
ただ、設置したものの、最初は認知がないと売れません。それはこれまでの店舗と同じでした。外の酒造メーカーは並んでいます。無料と有料の違いはありますが、同じように認知度が上がれば売れるはずです。
店舗敷地内においては面積も限られており、ホールカウンター近くに設置するとなると場所はかなり限定的になってしまいました。
狭いものの、ホールカウンター近くにあった方が通行客数も多く、動線としては最適に感じられます。
ただ、以前のお話でもあったようにいかにインパクトがあったとしても、年配のお客様からすれば認知が低い、または買い方がいまいちわからないというのが大半だったように思えます。
スタッフさんが、買うか買わないかで迷っているお客様の後押しを実施したとの事。ただ、本業がどうしても優先されるので、なかなか常に実施するというのはかなわなかったようです。
こちらでもPOPなどを用意しましたが、販促物はそれほどお客様の目には止まっていない様でした。
手が空かない場合に売る方法はないのか?
そこでここの店舗は最低限、ホールカウンターの景品交換時に促そうと考えました。
以前、【同一エリア内にマシンを置いたらどうなる?】続・大阪市内京橋エリアの事例でありましたが、この店舗も景品交換時に促すことで、ほぼ人手をかけずに販売数を上げています。
ホールカウンターには景品交換時に促すための、POPや販促物が貼り付けられたりしています。ここでカウンタースタッフさんが、交換時に促すことで杯数は上がっていきました。
この実施であれば、ホールスタッフが巡回できない状況であっても杯数を上げる事が可能になります。
お声かけというのは重要で、ひと声かけるだけでホットコーヒーの杯数は日を追うごとに上がってきました。ただ実際に選ぶのはお客様なので、認知度をすぐに上げるにはそれなりの努力がいります。
ホットコーヒーの杯数は季節に関係がなく上がってきてはいますが、今一つアイスコーヒーの販売数というのは伸びていない状況です。
お客様の年齢層からするとアイスコーヒーが好まれないというのはあるかもしれません。ただこれからの季節、夏場を迎えます。昨年の寒い時期からの設置だったため、今年が初めての夏場です。よく杯数データを見ながら、ご提案させて頂きたいと考えております。
「実際の設置した画像。すぐ右はホールカウンター、左は出入口となっています」
「出入り口にはコーヒーの案内をしていただいています。」
コーヒーや販売に関するご相談
ちなみに余談ですが、先に述べた湧き水を使用したら、コーヒー美味しくなるんじゃないの?という提案がありました。しかし、基本的に店外から持ち出された水は水質が変動する可能性がある為、持ち出した水が汚染される可能性はゼロではない為許可上NGです。
ヨシムラコーヒーとしては水質を安定させるため浄水器をつけていますが、これも何でもつけておけばOKというわけではありません。残念ながら、基本的に現状取り付け可能な浄水器は限られています。
他の業者様によってはコーヒーを美味しく提供するために天然水を使用したり、こうしたミネラル分を含んだ湧き水を使ったりと工夫をされていますが・・・
美味しい水を使っている=コーヒーが美味しいとは限りません。やはりそこはメインであるコーヒー豆にも大きく左右され、それに対する設定も大いにあると考えています。
ただ味に関することはご安心下さい。そこはヨシムラコーヒーが自信をを持って提供しています!
販売数を伸ばすには店舗がいかに考えるかが大事になってきます。もちろんそこにヨシムラコーヒーも介入していきますので、もし店舗様でお悩みがあればヨシムラコーヒーにご一報ください。
コーヒーに関するアドバイスが中心になってしまいますが(笑)
「近くの湧き水に掲示板。無料の水でも水質基準をクリアしていないと提供できないほど、日本の基準は厳しかったりします。」