【設置事例紹介】初めて愛知県にマシンを置いていただきました
2018.05.08 17:20
ヨシムラコーヒーのコーヒーマシンは、今まで県外に進出したことがほとんどありませんでした。コーヒー豆自体の発送はありましたが、それも関西圏くらいです。そんな中で、愛知県豊橋市のパチンコ店から設置依頼がきました。
導入の際の初期費用が一切かからないところが大きな決め手となったようです。
遠隔地での取り組み
最初にお話を伺った時は「何でヨシムラコーヒーなんだろう…?」と思いながら、設置に向けて話を進めていきました。
弊社から片道3時間半かかるので、これまで実施してきているメンテナンスや掃除を行うことは難しい状況です。
ですが、何とかヨシムラコーヒーで設置がしたい!と言っていただけたこともあり、何とか店舗にあまり負担がないようにオペレートを組むことになりました。
隔月にいろいろなチェックをこちら側がするとしても、日々の掃除・メンテナンスをどこまでやってもらうか?
本来なら全部やらなければならないのですが、何回も教えに行くことすらもできない状況です。
それを半日の作業一回で教えられるものだろうか??など、不安要素はたくさんありました。
まずやったのは、自分達が行っている作業を一つ一つ確認することです。
集計・清掃・メンテナンスチェック・在庫チェックなど、地味ながらも色々とやることがあります。さらに「コーヒーを売るにはどうしたらいいか」という問題も解決しなければなりません。
本来はヨシムラコーヒーがやらなければならない箇所なので申し訳なかったのですが、店舗には「集計」と「清掃」をやってもらう事にしました。店舗の方々はとても真剣に話を聞いてくださり、お店でフォローするべき事以上に協力してくれたのはありがたかったです。
今回の店舗では、弊社が今実施しているシステムとは違い、設置店舗がコーヒーマシンを管理する「セミオペレートシステム」に近い形でやっていただくことになりました。
動作チェックや材料系の棚卸もかねてお伺いしたのは設置から2週間後のことです。
正直、「一回だけしか教えた事の無い状態で、どこまで出来ているのか?」という不安もありました。
しかしフタを開けてみれば、コーヒーマシンは設置直後のほぼ新品の状態、それどころかミルなどから出る吹きこぼれなどもほとんど無いではありませんか!
店舗が完璧にセミオートシステムをこなせた理由
こちらの店舗は、完璧に「セミオペレートシステム」をこなしている状態でした。普通「セミオペレート」は自分側の負担が増えるので現場サイドとしては嫌がるものです。でも、ここの店舗はホールとしてお客様にどういったサービスを新たに提供できるか?という事としっかり向き合っていると感じられました。
この店舗が、設置後上手くできている理由はもう一つあったと思います。それは現金販売を捨て賞品交換のみに絞っている所です。現金による販売を捨てるというのは実際杯数にかなり影響するでしょう。杯数は減るかもしれませんが、あくまでコーヒーマシンは賞品を提供するためのツールと考えての設置、運用でした。
あえて現金販売を捨てる事で従来の賞品交換処理とほぼ同じオペレートをするだけで済みます。賞品交換の場所がホールカウンターの近くというのも、目に届く範囲でよかったと思います。
この店舗では、閉店近くになるとカウンタースタッフが閉店作業をすると言う点から、設置場所をカウンター近くにすると言う意図があったようです。
教えられたことを応用して時間を短縮しながら負担なく行う、これがしっかりできていました。
弊社のコーヒーマシンは掃除が簡単
後からお店に伺うと、以前ホールで出回っていたコーヒーマシンよりも掃除は簡単だという事でした。以前のマシンではメンテナンスにあまりにも時間がかかりすぎるので、結局この地域ではあまり出回らなくなってしまったみたいです。
弊社のマシンに関してはパーツがある程度独立しているため、取り外し等も簡単にできます。その点もお店にとっては設置を決めたプラス要因であったとのことです。
そうはいっても、簡単に販売・清掃に取り組むのは難しいでしょう。
そこで弊社では「セミオペレート」を誰でも気軽にこなせるようにマニュアルを作っています。今回の店舗は遠隔地なので、弊社が点検をするのは隔月です。
まだまだ検証する所も多いですが、とりあえずヨシムラコーヒーとして初めて遠隔地でのマシン設置に目を向けられたという事例となりました。
「賞品コーナーに置くことで、コーヒーを出すツールとして考えている。」
「パンと同時交換の提案。お客様がセットでも買っていただけるようにひと工夫」
オーダをとって交換できるようにメニュー表の準備など、アプローチが出来る体制がしっかりしてます。