意外と盲点な設置場所。兵庫県高砂市設置事例案

2024.11.20 12:16

久しぶりにコーヒーマシンの設置事例のお話をします。

 

この記事を書きだした時点から早いもので、この事業を始めてから7年ほどが経過した次第であります。

 

7年でコロナ禍を通して、この事業が続けていくことが出来るのか?というのもありましたが、設置して改めて感じた事は、このコーヒーマシン地方の方が成功しやすいというのがわかってきました。

 

地方といっても様々ですが、弊社で考える所の「地方」というのは設置場所初近辺にコーヒーが飲める環境がニーズが少ないという場所という事になります。

 

簡単な例であれば、コンビニなどが代表例になります。ちょっと買いに行きたいが、近くにはないという感じでしょうか

 

これは喫茶店にも当てはまります。以前に比べると都市部にはカフェや休憩スペースが乱立していますが、地方になると急激に件数が減ってきます。

 

人口が都市部より少ないので、売上効率から考えると、経費の方が上回ることもあって赤字になってしまうケースもあります。

 

そういう時にちょっとした場所でこうしたコーヒーマシンを設置すると、そのちょっとの需要が満たせられる場合があります。

 

とはいえ今回の依頼は少し変わった場所?という感じがしました。

 

というのも、こんな所で販売杯数が伸びるのかが少し疑問が出たからです。

 

設置場所が斎場だった事

 

 

今回のこちらで投稿するのは、「斎場」になります。

 

何となく、斎場と聞くと普段行く場所ではないのでイメージが何となく悪いのかもしれません。

 

地域によってルールが変わりますが、筆者の感覚では、そんな場所に留まらないだろうという感覚でした。

 

ですが、そこの場所では、グループによっては、その場所に2時間ほど滞留するような仕組みになっているようです。

 

 

そんな、斎場にコーヒーマシンを設置するとどうなるか

 

斎場と場所の性質上、個人で利用するというものではありません。利用ケースも、常連というのは基本存在しません。

 

このマシンというより、そもそもコーヒーを提供する場合、ある程度の常習性、定着性がないと杯数というものは出ません。

 

こういった場所になるので、そもそもコーヒーマシンがあるのかどうかもわかりません。

 

組数は1日当たり3組程度になります。

 

最大メリットは周囲に何もないという所です。

 

この周辺に何もないというのが、販売確率を上げています。

 

1組当たりおおよそですが、10~20名程度滞在する事になりますので、稼働時間は少ないですが、人数から買上確立を計算すると30%の確率でも1日15杯~20杯程度の杯数を確保する事になります。

 

これで単価を仮に150円で設定すると

 

150×20×25日程度=おおよそですが75000円の売上が成立する事になります。

 

冬場など寒さにこたえる時期などにおいては、より効果的に伸びるケースもあります。

 

以前までは人を使って、簡易な喫茶室を開いていたそうですが、時代もあってか中々日別の売上と人件費の採算が合わないケースもあって、実施していないようです。

 

斎場を利用せずとも、葬儀場が多く存在する為、一度戻るケースも多く喫茶室を開くまでもない滞在時間になるケースも多々あります。

 

各地域によって、しきたりやルールなどが異なる場合もあるようなので、一律でこのパターンが正解とは限りませんが、少なくとも今回に至っては上手く作用はしたようです。

 

このちょっとした、待ち時間にコーヒーを提供できるというのが状況的にベターだったのです。

 

以前までは喫茶室がない分、給茶機などを利用しておりましたが、給茶機等では無料で提供する事もあり費用の出費がかさむ一方です。

 

とはいえ上記の写真でも確認は取れますが実際に給茶機が横で無料で設置されています。

 

最初は杯数に大きく影響するのではないか?という懸念もありましたが

 

些細な事ですがコーヒーを有料にすることで、収益が生まれる事もあります。

 

こういった、日によって人が少しでも集まり滞留する可能性があれば、実績が出てくる可能性はあります。

 

まだまだ、そういった潜在の場所というのは眠っているのかもしれません。

 

主目的ではないですが、ちょっとした落ち着きを取り戻すのにこういった場所に設置するのは最適だったのかもしれません。