尼崎の商店街で営むレトロな喫茶店

2022.12.08 13:08

尼崎市。
駅前は新興住宅街やショッピングモールが建て並び、開発が進むエリアですが、
活気がある下町文化が同居する地域も多く、多種多様なお店が並ぶ商店街も数多く存在しています。

名神高速道路が走る立花駅近くでもそのような商店街が数多く残っており、中には喫茶店も数多く営業しています。
おしゃれなカフェ、純喫茶、カフェレストラン・・・それぞれのカフェが独自性をもって営業しております。

その中で今回紹介するのは、もう60年以上歴史のある尼崎の超老舗喫茶店・・・
長く商店街の人々の憩いの場を提供してきた純喫茶です。

店内は革張りの椅子が並び、カウンターには歴史を経たサイフォンコーヒーの器具がずらりと並んでいます。
その奥には人当たりの良いママさんが今日もサイフォンを使用しコーヒーをたてています。

このお店のコーヒーの味は、弊社が創業時からまったく変わっておりません。
そう、こちらの喫茶店は弊社と創業からのお付き合いです。

昭和からずっと変わらぬ味を守り続けるのは容易なことではありません。
いろいろなお客様からの声もある中で、「これがこのお店の味」と信念をもって提供し続けることは、すべての飲食店で今お客様にパーソナライズされたサービスを提供する流れに逆行することでもあります。

「この場所に行けば、あの味がもう一度楽しめる」
その期待を常に裏切らず、安定したコーヒーをサイフォンで提供するのはまさに熟練の技。
その強い信念がひいてはお客様の安心感につながっているのではないかと考えます。

商店街のお店のオーナーたちが開店前に情報交換する場所、
近所の奥様が井戸端会議に集まる場所、
お昼休憩をこの場所でとるサラリーマン・・・
すべては、この喫茶店のもつ安心感に吸い寄せられ、
それがやがて人々の「習慣」となっていく。

「あの人、最近見かけへんな」
「あそこの人の仕事は~でな・・・」
ママさんは商店街の中で情報通で、お客様を大切にしてきたからこそ
誰が今どういう状況で、どこに?ということを把握しておられます。

この街にこのママさんあり。
皆話にきて甘えられるような場所。
それを長年守ってきたママさんと、長い信頼を守り続けてきた我々コーヒー焙煎所とのお話でした。